【淀川区】サワードウってどんなパン?出会えるお店3選
パン屋の店先で「サワードウ」という札を見かけて、これは何のパンやろうと足を止めたことはありませんか。いつもの食パンやフランスパンと何が違うのか、名前だけが先に耳に入って、実物がつかめないまま気になっている方も多いと思います。
地域情報メディア『ヨドガワウォッチ』で淀川区を見つめてきた地域人、浜崎洋です。わたしも整骨院に来る方から「あの店のパン、酸っぱいって聞いたけど大丈夫かな」と聞かれて、初めて調べてみた口です。
サワードウは、名前だけ聞くと少し分かりにくいパンです。ここでは、サワードウの特徴、淀川区で出会える店、買う前に見ておきたい点を、生活の中で選びやすい形に整理してみます。
サワードウとはどんなパンか
サワードウは、小麦粉やライ麦粉と水を混ぜて発酵させた種を使って作るパンです。一般的には、市販のイースト菌だけで膨らませるパンとは違い、粉や環境に由来する酵母や乳酸菌の働きで発酵させるパンとして知られています。
この発酵の仕方は店や作り手によって差があり、同じ「サワードウ」でも一つの決まった味に定まるわけではありません。名前だけで中身を決めつけないほうが、実際に食べたときの印象と合いやすいと感じています。
酸味や食感は店ごとに違う
サワードウの酸味は、発酵の過程で乳酸菌が関わることで生まれるとされています。酢のようなつんとした酸っぱさというより、発酵由来のやわらかな酸味として感じる人も多いようです。
ただ、酸味の強さやパン生地の密度感は、発酵時間や種の状態で変わってきます。初めて食べる方は少量から試すと、自分の好みが分かりやすいと思います。

酸っぱいだけやないんですよ、あれ
淀川区で出会える発酵パンのお店
淀川区には、発酵パンやハード系のパンに力を入れている店がいくつかあります。ここでは、自家製酵母や天然酵母、ハード系パンに関心がある方が見ておきたい店を三つ紹介します。
見落としやすいのが、店頭に「サワードウ」という表記がなくても、近い系統のパンとして並んでいる場合があることです。カンパーニュや自家製酵母ぱんという名前で販売されていることもあるので、説明書きまで見るようにしています。
実店舗を三つ紹介します
ここからは、淀川区内で自家製酵母やハード系パンを扱う店を三つ、名称と特徴に絞って紹介します。以下の営業日・営業時間は、2026年7月4日に各店の公式Instagramまたは公式サイトで確認した情報をもとにしています。営業日や焼き上がり時間は変わることがあるため、訪ねる前には直近の公式情報も確認しておくと安心です。
| 店名 | 営業日・時間の目安 | 特徴・アクセス |
|---|---|---|
| tane(西三国) | 火・木・土 12:00〜 | 阪急三国駅から徒歩圏内にある、自家製酵母のカンパーニュやベーグルを扱うお店。パンがなくなり次第閉店する場合があるため、午後に向かう場合は直近の公式Instagramを見ておくと安心です。 |
| 天然酵母パンmint(新高) | 水・木・金 10:00〜 | 神崎川駅や三国駅方面から向かいやすい、天然酵母を使ったパンのお店。目当ての商品がある場合は、営業日とあわせて売り切れ状況も確認しておきたいところです。 |
| cocorono bakery(西中島) | 水 11:00〜17:00、木・金・土 7:30〜17:00、日 7:30〜14:00、月火定休 | 西中島南方駅・南方駅から立ち寄りやすいベーカリー。調理パンからハード系のパンまで幅広く扱っており、朝の時間帯に利用しやすい日があるのも見やすい点です。 |
tane(紹介記事はこちら)は商店街の東出口を出てすぐの立地で、火・木・土を中心に営業しているお店です。天然酵母パンmint(紹介記事はこちら)は住宅街の中にあり、営業日や販売状況を確認してから向かうと安心です。
cocorono bakery(公式サイト)は西中島にあり、曜日によって営業時間が異なります。三店とも、サワードウそのものの表記があるとは限らないので、気になるパンがあれば店頭で系統を聞いてみるのが確実です。
初めてなら、どの店から行きやすいか
初めて行くなら、移動手段で見方を変えると選びやすくなります。電車で行くなら、西中島南方駅や南方駅から近いcocorono bakeryは予定に組み込みやすいです。朝の時間帯に動ける日なら、出勤前や用事の前にも寄りやすいと思います。
三国駅周辺を歩く予定があるなら、taneを候補に入れやすいです。ただし営業開始が昼からなので、朝の買い物というより、昼以降に立ち寄る感覚のほうが合っています。
自転車で動ける方なら、新高のmintと西三国のtaneを同じ日に見て回ることも考えられます。徒歩だけで無理に回ると距離を感じる場合があるので、買い物のついでなのか、パン目的で出かけるのかで決めるとよさそうです。
木曜日に2店を回るなら
taneとmintは、営業日が木曜日に重なることがあります。木曜日に両方を見たい場合は、午前中にmint、昼以降にtaneという順番が現実的です。mintは10時から、taneは12時からを目安に動けるため、時間の流れとしても無理が少ないと思います。
ただし、どちらも売り切れや不定休の可能性があります。木曜日に回る場合でも、出かける前に公式Instagramでその日の営業状況を見ておくこと、買いすぎないように家で食べきれる量を決めておくこと。この二つだけでも、失敗は減らせます。
個人店と商業施設内の違い
- 個人店のベーカリー
-
発酵に時間をかけたパンを少量ずつ焼く店が多い傾向があります。
- 商業施設内のベーカリー
-
営業時間が長く、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすい場合があります。
どちらが良い悪いという話ではなく、日常使いか、少し特別な一品として選ぶかで向いている場所が変わってきます。自分なら、まずはふらっと立ち寄れる範囲から探し始めるようにしています。
サイズと価格の見方を知る
サワードウ系のパンはホール一本で販売されることもあれば、カット販売やハーフサイズがある店もあります。家族の人数や食べきれる量を考えて、サイズを確認しておくと安心です。
- ホールサイズかカット売りかを確認する
- 一般的な食パンより価格が高めに感じる場合がある
- 保存期間や冷凍の可否も店で聞いておく
子どもや酸味が苦手な家族と食べるなら
家族で分けて食べる場合は、最初から酸味の強いパンを大きく買うより、小さめのサイズや食べやすそうな種類から試すほうが安心です。お子さんや酸味が苦手な方には、ハード系のパンより、ベーグルや食パン系、具材の入ったパンのほうが食べやすい場合もあります。
店頭で迷ったら、「酸味は強めですか」「子どもでも食べやすいものはありますか」と聞いてみるのがいちばん早いです。サワードウ系のパンは、焼くと香ばしさが出て食べやすく感じることもあるので、翌朝に軽くトーストして食べる前提で選ぶのも一つです。
焼き上がり時間と曜日の確認
発酵パンは仕込みに時間がかかるため、販売曜日や焼き上がり時間が限られている店があります。taneやmintのように営業日が限られている店は、行く前に直近の営業情報を見ておきたいところです。正直なところ、わたしも一度目当ての時間に行ったのに売り切れていた経験があります。
販売曜日や焼き上がり時間は、公式サイトや公式SNSで確認します。
商品によっては予約できる場合や、取り置きに対応していない場合があります。目当てのパンがある日は、事前に確認しておくと安心です。
よくある失敗と注意したい場面
よくある失敗は、酸味の強さを試さずにホール買いしてしまい、食べきれずに残してしまうことです。最初は小さめのサイズから試すと、好みに合うか判断しやすくなります。
また、酸味がはっきり感じられるタイプは、お子さんや酸味が苦手な方には合わないこともあります。家族で分ける場合は、あらかじめ味の傾向を店で聞いておくと安心です。
最後にわたしからの一言
今週末、tane、天然酵母パンmint、cocorono bakeryのどこか一店を覗く機会があれば、まずはカットで売っているパンや小さめのパンから選んでみてください。販売曜日や焼き上がり時間は事前に公式情報で確認すると、無駄足になりにくくなります。
わたし自身、三国や新高のあたりを歩いていて、ふと香ばしい匂いに足が止まることがあります。知らなかった頃は素通りしていたお店に、今は自然と入るようになったんですよね。
今日の帰り道や今週末のちょっとした時間に、いつもとは違うパンを一つ選んでみる。それだけで、食卓の風景が少し変わる時間になったらうれしいです。













