大阪市立中央図書館で「よどがわ北っかわのこと」十三・新大阪の連続講座が開催
「十三や新大阪の街づくりの話、ちょっと気になるけど、自分が行くような講座なのかどうか分からない」そんな声を、整骨院の待合でも耳にします。
地域情報メディア『ヨドガワウォッチ』で淀川区を見つめている、浜崎鍼灸整骨院院長の浜崎 洋です。十三・新大阪・西中島のあたりを毎日のように歩いていて、時間帯で人の流れが変わるのをよく見ています。
今回は、大阪市立中央図書館の「よどがわ北っかわのこと-十三・新大阪あたり-」連続講座について、いつ・どこで・どんな人が聞きに行きやすい内容なのかを整理します。
先にざっくり言うと、十三駅周辺の再開発や阪急沿線のこれからが気になる方は第3回、新大阪・西中島の街の広がりを知りたい方は第1回、昔の水路や地域の成り立ちに関心がある方は第2回から見ると入りやすそうです。
なお、この記事では2026年7月1日に大阪市立図書館の公式ページとちらしPDFで確認した内容をもとにしています。開催情報は変更される可能性もあるため、参加前には公式ページで最新情報を確認してください。
今回の講座で何がテーマになるのか
今回案内が出ている「よどがわ北っかわのこと-十三・新大阪あたり-」は、ざっくり言うと「淀川より北側の街がどう変わってきて、これからどうなりそうか」を、三つの切り口から聞ける講座です。
一つ目は、新幹線の新大阪駅ができてからの街の広がり方の話。二つ目は、昔の用水路「中島大水道」とそのまわりの地域の歴史。三つ目は、阪急十三駅を中心とした沿線のまちづくりの話です。
大阪市の案内でも、「淀川区役所跡地の新たなランドマーク」や「新しい鉄道路線の開通計画」など、今まさに変わっていく淀川以北地域を考える材料になる内容として紹介されています。
どの回から聞くとよさそうか
三つの回はどれも淀川以北の街につながっていますが、ふだんよく使う場所や気になっているテーマによって、入りやすい回は少し変わります。
- 十三駅周辺の再開発や、阪急沿線のこれからが気になる方は、第3回「十三駅を中心に見る阪急電鉄沿線のまちづくりの変遷と今後の方向性」から
- 新大阪や西中島をよく使う方は、第1回「北へ伸びる大阪-新大阪駅から始まるまちづくりの歴史-」から
- 地域の成り立ち、昔の水路、地名の背景に関心がある方は、第2回「中島大水道の開鑿と北中島地域の展開」から
「全部聞かないと分からない」というより、自分がよく歩く場所に近い回から聞いてみると、講座の内容を暮らしの景色に重ねやすいはずです。
いつどこで開かれる講座なのか整理
日程は令和8年7月の土曜日に3回、いずれも大阪市立中央図書館の5階大会議室で開かれる予定です。会場は大阪市西区北堀江4丁目にある中央図書館です。
電車で行く場合は、Osaka Metro 千日前線・長堀鶴見緑地線の西長堀駅で下車し、7号出口から出るとすぐです。歩いて1分ほどなので、淀川区方面からでも比較的向かいやすい会場だと思います。
| 回 | テーマと日程 | 講師 |
|---|---|---|
| 第1回 | 北へ伸びる大阪-新大阪駅から始まるまちづくりの歴史-/令和8年7月4日(土)14時~15時30分 | 倉方 俊輔氏(大阪公立大学大学院工学研究科教授) |
| 第2回 | 中島大水道の開鑿と北中島地域の展開/令和8年7月18日(土)14時~15時30分 | 渡邊 忠司氏(佛教大学名誉教授) |
| 第3回 | 十三駅を中心に見る阪急電鉄沿線のまちづくりの変遷と今後の方向性/令和8年7月25日(土)14時~15時30分 | 抱江 卓哉氏(阪急電鉄株式会社沿線まちづくり推進部長) |
各回とも開場は13時30分、定員は300人で、当日先着順と案内されています。事前申込は不要ですが、参加を考えている方は、出かける前に大阪市立図書館の公式ページやちらしで最新情報を確認しておくと安心です。
費用は無料と案内されています。定員制の講座なので、確実に聞きたい回がある場合は、時間に少し余裕を持って向かうほうがよさそうです。
「行ける日だけ参加してもいいのか」という疑問も出やすいですが、全3回ともそれぞれテーマが分かれています。都合の合う回だけ聞きに行く形でも、入りやすい内容だと思います。
どんな人に関係がある講座なのか
「図書館の講座」と聞くと、研究者や専門の人向けの堅い話を想像される方もいますが、今回の大阪連続講座は、淀川以北の街の成り立ちや今後の方向性に興味がある一般の方も対象にした内容です。
十三駅まわりに住んでいる方、新大阪や西中島のオフィスに通っている方、江坂や梅田スカイビル周辺の変化を見てきた方にとって、「自分が歩いている景色の元になる話」が聞ける場と言えます。
整骨院でも「昔からの地元の話をもっと知りたい」「子どもに地域の歴史を伝えたい」という声をよく聞きます。そうした関心がある方なら、どの回からでも聞き始めやすい講座ではないでしょうか。
子育て世代・通勤利用者・地域活動者で見るポイント
同じ講座でも、聞く人の立場によって見るポイントは変わります。難しく構えず、自分の暮らしに近いところから聞くのがよさそうです。
- 子育て世代は、子どもに「この街はどうできてきたのか」を話すきっかけとして聞くと、地域の見方が少し広がる
- 通勤・通学で新大阪や十三を使う方は、駅周辺の変化や鉄道の役割を、自分の毎日の移動と重ねて考えやすい
- 地域活動に関わっている方は、ランドマークや新線構想が、地域のつながりや人の流れにどう影響しそうかを考える材料になる
特に淀川区に住んでいると、十三・新大阪・西中島は別々の街のようでいて、通勤、買い物、子どもの通学、地域活動の中でゆるくつながっています。講座を聞くと、そのつながりを少し長い時間軸で見直せるかもしれません。
講座で具体的に何が聞けそうか
第1回は、東海道新幹線開業とともに誕生した新大阪駅が、大阪の街を「北へ押し広げていった起点」だったという視点で、御堂筋の延伸やEXPO’70を契機とした江坂の開発などを、建築史家で大阪公立大学大学院工学研究科教授の倉方俊輔氏が解説する回です。
第2回は、延宝6年に地域22か村が協力して開鑿した「中島大水道」が、農業や産業の基盤としてどう働いてきたのかをたどる回です。今は姿が消えた水路の歴史的意義を、佛教大学名誉教授の渡邊忠司氏が取り上げます。
第3回は、阪急十三駅の開設から神戸線・京都線につながる路線の整備、駅周辺の開発と新線構想まで、阪急電鉄の沿線まちづくりの歩みと今後の方向性について、阪急電鉄株式会社沿線まちづくり推進部長の抱江卓哉氏が話す予定です。
- 三つの回で見えること
-
新幹線新大阪駅から広がった都市開発の歴史、消えた水路が支えた北中島地域の成り立ち、阪急十三駅と沿線のまちづくりの今までとこれから。この三つを通して、「よどがわ北っかわ」の姿が少し立体的に見えてきそうです。
手話通訳が必要な場合の動き方
手話通訳を希望する方は、各回とも開催日の2週間前までに、ファックスで中央図書館へ申し込む必要があります。公式案内には、申込に必要な内容やファックス番号も掲載されています。
①開催日の2週間前までの期限を確認する。②講座名・参加回・名前・連絡先・「手話通訳希望」を書いてファックスする。③ファックスが難しい場合は、中央図書館に来館して申し込む。
来館して申し込む場合は、休館日や受付時間も関係します。平日・土日祝で時間が異なるため、仕事帰りや休日に行く場合は、公式ページで時間帯を確認してから動くとよさそうです。
ケース展示「淀川周遊」で何が見られるか
講座とあわせて、中央図書館の閲覧室ではケース展示「淀川周遊」も予定されています。期間は令和8年6月19日から9月16日までで、3階エレベーター前のスペースで行われる案内です。
ここでは、淀川やその周辺地域に関する図書館所蔵資料が展示される予定です。講座で聞いた話を、古い地図や写真、書籍で確かめる場としても使えそうです。
「講座に出るのは少しハードルが高い」という方でも、展示なら買い物ついでや仕事の行き帰りに立ち寄りやすいかもしれません。淀川の風景や街の変化を、静かに眺める時間になりそうです。
自分に関係があるかを考える視点
整骨院でみなさんと話していると、「街が変わるのは分かるけど、自分の暮らしとどうつながるのかはイメージしにくい」という言葉をよく聞きます。今回の連続講座は、そのイメージを具体的にするヒントになりそうです。
派手なイベントというより、「ちゃんと続いている図書館の講座」と「地域に眠る資料」を通じて、自分の暮らしと街の変化を落ち着いてつないでみる場だと考えると、動きやすいですよ。
公式情報で確認しておきたいところ
今回の講座について詳しく知りたい場合は、大阪市立図書館のホームページ内にある「令和8年度大阪連続講座」の案内ページがいちばん整理されています。ちらしPDFへのリンクもあり、テーマや講師プロフィールなどが一覧で確認できます。
開催日や時間、会場、定員、費用、手話通訳の申込先なども公式ページに載っています。この記事では2026年7月1日に公式ページとちらしPDFを確認していますが、参加を考えるときは、念のため出かける前にも最新情報を見ておくと安心です。
今後、淀川区役所跡地のランドマーク計画や新線構想の具体的な内容が動いていくと、別途、区役所や鉄道事業者からも発表が出る可能性があります。その際も、ニュースだけでなく公式発表で確認するようにしたいところです。
よくありそうな疑問への一言
「三回全部行かないと意味がないのか」という点ですが、一回ごとにテーマが分かれているので、興味のある回だけでも入りやすいと思います。もちろん、三回通して聞くと、『よどがわ北っかわ』の見え方がよりつながってきそうです。
「子どもと一緒に行ってもいいのか」という声もありそうです。公式案内では対象が「どなたでも」とされていますが、一時保育はありません。静かな講座のため、子どもと一緒に参加を考えている場合は、事前に中央図書館へ確認しておくと安心です。

ちらしだけでも見ておくと安心ですよ
「専門的な話ばかりでついていけないのでは」と心配な方もいると思います。分からない言葉が出てきたら、あとで図書館の本棚で調べてみるくらいの気持ちでいると、少し気楽に聞けるのではないでしょうか。
今日から動きやすい次の一歩
「ちょっと聞いてみたい」と感じたら、まず大阪市立図書館の案内ページで日程とテーマを一度確認して、自分が動きやすい回に目星を付けておくと、その日が近づいたときに迷いません。
わたし自身も、整骨院の予定と照らし合わせながら、十三駅の話が出る第3回は予定が合えば聞きに行きたいと思っています。長く続いている図書館の講座だからこそ、派手さではなく、じっくり街のことを考えられる場になりそうです。
みなさんも、今週末や来月の予定を眺めながら、「この日は中央図書館に寄ってみようか」と頭の片隅に置いてみてください。講座に参加するのも、展示を眺めるのも、淀川の街と自分の暮らしをゆっくりつなぐきっかけになります。













