引き出しの奥から出てきたバッテリー、淀川区ならどこに持っていけばいい?
片づけをしていたら、引き出しの奥からモバイルバッテリーや充電器がまとめて出てきた。「これ、普通ごみに出していいのかな」と手が止まる瞬間、みなさんにもあるのではないでしょうか。
淀川区で整骨院を営む浜崎洋です。地域情報メディア『ヨドガワウォッチ』のエリア担当として、街のこと、暮らしのことを書いています。わたし自身も電池の処分で一度迷い、大阪市の窓口に確認してから動いた経験があります。
この記事で紹介している大阪市の電池回収に関する情報は、2026年5月15日に大阪市公式ホームページ「電池の回収について」で確認しました。持ち込む前には、念のため最新情報も確認しておくと安心です。
ここでは、モバイルバッテリーや充電式電池を種類別に整理しながら、淀川区から動きやすい回収ルートを紹介します。出す前に見ておきたい点も、できるだけ生活の場面に寄せてまとめました。
モバイルバッテリーと充電式電池は同じではない
名前が似ているので同じ扱いと思いがちですが、大阪市の回収ルートでは、モバイルバッテリーと小型充電式電池を分けて確認すると分かりやすいです。
モバイルバッテリーは、製品そのものが回収対象になります。一方、機器から取り外せる小型充電式電池(リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池)は、電池単体で回収対象になります。
ワイヤレスイヤホンなど、小型充電式電池が本体から取り外せないものも、一定の大きさであればそのまま回収対象になる場合があります。反対に、充電器やUSBケーブルは電池とは別の扱いになるため、同じ袋にまとめて出さない方が迷いにくいです。
普通ごみに混ぜない方がいい理由
リチウムイオン電池は、強い衝撃や圧力を受けると発火することがあります。ごみ収集車の中で他のごみに挟まれたり、処理施設で圧力がかかったりすると、火災につながるおそれがあります。
そのため、大阪市ではリチウムイオン電池等について、普通ごみに混ぜず、指定された回収ルートを使うよう案内しています。片づけの勢いでまとめて捨てたくなるところですが、電池だけは一度分けて確認しておくと安心です。
淀川区から動きやすい回収ルート
淀川区で家庭から出たモバイルバッテリーや小型充電式電池を処分する場合、大きく分けると、行政の回収とJBRC協力店の回収があります。
| 回収先 | 向いているもの | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|
| 東北環境事業センター | モバイルバッテリー、小型充電式電池、膨張・変形したものなど | 持ち込み、または電話等で訪問回収を申込。膨張・変形品は窓口で職員に直接渡す |
| 大阪市の回収ボックス設置施設 | 状態に問題のないリチウムイオン電池等 | 設置施設や受付時間は事前に確認。膨張・破損があるものはボックス投入前に職員へ相談 |
| JBRC協力店 | JBRC会員企業製の小型充電式電池など | 破損・変形・膨張品、メーカー不明品などは対象外になる場合あり |
迷ったときは、まず「膨らんでいるか」「メーカーが分かるか」「電池だけか、充電器やケーブルも混ざっているか」を見ておくと、次に確認する先を決めやすくなります。
①東北環境事業センター(淀川区担当)
淀川区は東北環境事業センター(東淀川区上新庄1-2-20、電話06-6323-3511)が担当です。大阪市公式ホームページでは、開庁時間は月曜から土曜の8時~16時30分までと案内されています。祝日を含みますが、年末年始は除かれます。
大阪市では、リチウムイオン電池等について、環境事業センターに設置された回収ボックスへ持ち込む拠点回収と、担当の環境事業センターへ電話等で申し込む訪問回収を行っています。
訪問回収を申し込む場合は、氏名・住所・電話番号・数量などを伝えて回収日を調整します。出すときは、金属端子部のプラス極とマイナス極、リード線を覆うようにビニールテープを貼って絶縁します。訪問回収の場合は、中身の見えるごみ袋に入れて、回収に来た職員に渡す流れです。
膨張・変形したリチウムイオン電池等も大阪市の回収対象ですが、回収ボックスには入れず、環境事業センターの窓口で職員に直接渡すよう案内されています。形が変わっているものや、触って不安があるものは、持ち込む前に電話で相談しておくと動きやすいです。
大阪市 電池の回収について
②大阪市の回収ボックス設置施設
大阪市では、区役所等の拠点場所に回収ボックスを設置して、リチウムイオン電池等や乾電池などの回収を行っています。淀川区内で持ち込みたい場合は、大阪市の回収ボックス設置施設リストで、近くの施設と受付時間を確認してから出かけるのがおすすめです。
回収ボックスを使う場合も、端子部分の絶縁は必要です。小型充電式電池の側面や底面に、矢印が三角に並んだリサイクルマークがあるかを見ておくと、対象品かどうかを確認しやすくなります。
ただし、リサイクルマークの有無だけで判断しきれないものもあります。大阪市の案内では、輸入品など一部、表示がない場合もあるとされています。迷うものは、ボックスに入れる前に施設の職員へ確認するか、環境事業センターに相談する方が安心です。
公式サイト大阪市:乾電池・リチウムイオン電池等・蛍光灯管・水銀体温計・水銀血圧計・水銀温度計・マタニティウェア等・インクカートリッジ・使用済小型家電・絵本の拠点回収(拠点回収)
③ビックカメラ・コジマなどのJBRC協力店
状態がよく、メーカーが分かる小型充電式電池であれば、JBRC協力店の回収も選択肢になります。ビックカメラやコジマなどの一部店舗では、買い物のついでに持ち込める場合があります。
ただし、JBRCの回収は対象が限られます。JBRC会員企業製ではないもの、メーカー不明品、破損・変形・膨張した電池パックなどは対象外になる場合があります。店舗ごとの受付方法も変わることがあるため、近くの店舗やJBRCの協力店検索で確認してから持ち込むと安心です。
JBRCの協力店検索サイト
膨らみや破損がある電池はボックスに入れない
一番気をつけたいのは、膨張・変形・破損がある電池です。見た目に少しでも膨らみがあるもの、外装が割れているもの、触ると熱を感じるものは、通常の回収ボックスにそのまま入れない方が安全です。

膨らんでいたら、ボックスに入れる前に窓口で声をかけてください
大阪市の案内では、膨張・変形したリチウムイオン電池等は、環境事業センターの窓口で職員に直接渡すことになっています。淀川区であれば、担当の東北環境事業センターへ事前に相談してから動くと安心です。
充電器やケーブルは電池と分けて考える
片づけをしていると、モバイルバッテリー、充電器、USBケーブル、古いイヤホンなどが同じ引き出しから出てくることがあります。ただ、全部を「電池」として同じ回収ボックスに入れられるわけではありません。
充電器やUSBケーブルは、小型充電式電池の回収ボックスとは別の扱いです。使用済小型家電として回収対象になる場合もありますが、品目や大きさによって確認が必要です。電池と充電器を同じ袋にまとめる前に、一度分けておくと受付で迷いにくくなります。
出す前の手順を確認しておきたい方へ
「結局、何からやればいいのか分からない」という方は、次の順番で見ていくと分かりやすいです。
まず本体が膨らんでいないか、外装が割れていないかを見ます。膨らみや破損がある場合は、回収ボックスに入れる前に環境事業センターへ相談しましょう。
金属端子部のプラス極とマイナス極、リード線を覆うようにビニールテープを貼ります。ショートを防ぐための大事な準備です。
膨張・変形があるものは東北環境事業センターへ相談。状態がよく、対象品と分かるものは、回収ボックスやJBRC協力店も選択肢になります。
やりがちな出し方の失敗と対象外のケース
院に来られる方から「気づかずに普通ごみに出してしまった」という話を聞くことがあります。片づけのときに、つい他の不用品と一緒にまとめてしまう感じです。
- 普通ごみ・不燃ごみに混ぜて出す
- 電池が外れる製品を、電池を外さずそのまま回収ボックスに入れる
- 膨らんだ電池を回収ボックスに入れる
- 事業所から出た電池を家庭用として出す
- リチウムコイン電池をJBRC回収に出す
リチウムコイン電池(CR・BRの型式番号のもの)は、JBRCやボタン電池回収の対象外です。大阪市の案内では、リチウムコイン電池は普通ごみとして出すよう記載されています。似た形の電池でも、種類によって出し方が変わる点は注意したいところです。
保管中に気をつけておきたい変化
使わないまましまい込んだバッテリーが、ゆっくりと膨らんでいるケースがあります。わたしも以前、引き出しにしまっていたモバイルバッテリーがいつのまにか少し変形していて、手で持ったときに気づいたことがありました。
- 膨らみ・変形
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本体が硬いのに一部が膨らんでいる場合は、劣化や内部の変化が進んでいる可能性があります。
- 触ったときの熱感
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使っていないのに温かい場合は、そのまま使い続けず、処分方法を確認した方が安心です。
- 液漏れやにおい
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化学的なにおいがする、液体が付いているように見える場合は、むやみに触らず、環境事業センターへ相談してください。
このような状態のものは、他のごみと一緒に袋へ詰め込まず、東北環境事業センターへ事前に相談し、持ち込み方や訪問回収の利用方法を確認する方が動きやすいです。
今日の片づけで一つだけ動いてみてほしいこと
まず手元のバッテリーを取り出して、「膨らんでいないか」だけ確認してみてください。それだけでも、次の動きがかなり見えやすくなります。
膨張や破損があるなら、東北環境事業センターへ相談。状態がよく、対象品と分かるなら、回収ボックスやJBRC協力店も選択肢になります。充電器やケーブルが混ざっている場合は、電池とは分けて考えると迷いにくいです。
大阪市の公式情報は変更されることもあります。持ち込む前に一度公式ページを確認しておくと、せっかく出かけたのに迷ってしまうことを減らせます。
引き出しの奥に眠っているバッテリーが今週末に一つ片付いたら、それだけで気持ちが少し軽くなると思います。まずは、状態の確認から始めてみてください。













