タイムズカー情報漏えい|私にも対象者メールが届きました。今確認したいこと
※この記事は2026年10月8日時点で公表されている情報と、筆者自身に届いた案内メールをもとに更新しています。今後、調査の進展によって内容が変更・追加される可能性があります。
「タイムズカーからお知らせが来て、慌ててパスワードを変えました」
うちの整骨院に来られている方から、そんな話を聞きました。
ヨドガワウォッチで淀川区のことを書いている浜崎洋です。十三で鍼灸整骨院を営みながら、ソフトボールや子どものラグビースクールなどを通じて、地域の方と顔を合わせる機会があります。
今回のニュースも、来院された方から聞いた「自分の情報も漏れたんやろか」という声がきっかけで、調べてみました。
ただ、今回は調べて終わりではありませんでした。
私自身にも、タイムズカーから「個人情報の漏えいが確認された方」向けのメールが届きました。
正直に言うと、「やられた」と思いました。タイムズカーは便利で、ふだんから使いやすいサービスやと思っていたので、余計にショックでした。
私に届いたメールでは、氏名、メールアドレス、登録していた場合の住所、生年月日、電話番号、運転免許情報などの漏えいが確認されたと書かれていました。
一方で、現時点では本人確認書類情報、つまり運転免許証画像の漏えいは確認されていないとのことでした。ただし、外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処にあらためて報告するとされています。
対象者メールを見て、私もまず思ったのは「で、何からすればええんやろう」ということでした。
パスワードを変えた方がいいのか。免許証は大丈夫なのか。変なメールや電話が来たらどうすればいいのか。すぐに何か手続きが必要なのか。
この記事では、公式発表で分かっていることに加えて、実際に対象者メールが届いた私自身の目線で、今確認しておきたいことを順番に整理します。
結論から言うと、まず大事なのは「公式からの案内を確認する」「パスワードの使い回しを見直す」「不審な連絡に反応しない」の3つです。
現時点で、今回の件による個人情報の不正利用などは確認されていません。必要以上に怖がりすぎる必要はありませんが、対象者メールが届いた以上、しばらくは慎重に見ておいた方がよいと思います。
タイムズカーで何が起きたのか
パーク24グループで「タイムズカー」を運営するタイムズモビリティは、2026年9月28日、タイムズカーのWebシステムが第三者から不正アクセスを受け、システム内に保存されていた一部の会員情報が取得されたことをタイムズカー公式の第2報で発表しました。
その後、2026年9月29日にタイムズカー公式の第3報が公表され、運転免許証画像などの本人確認書類情報が漏えいしたアカウント数は約160万件と確認されました。
現時点で確認されている漏えいアカウント数は約660万件です。そのうち、本人確認書類情報の漏えいが確認されたアカウント数が約160万件とされています。
淀川区や十三周辺でもタイムズカーを見かける機会は多いので、普段から使っている方にとっては身近なニュースやと思います。
取得された情報には、氏名や住所だけでなく、運転免許情報や、対象者によっては運転免許証画像などの本人確認書類情報も含まれています。
いつ不正アクセスが起きたのか
パーク24の公式発表(第2報)によると、2026年9月25日午前9時7分、タイムズカーのWebシステムへの外部からの不正アクセスを検知しています。
その後、外部の専門機関と調査を進め、9月26日午前7時25分までに、不正アクセス経路の遮断や攻撃元との通信遮断などを完了しました。
現在も監視は続けられていますが、第2報の発表時点では、新たな不正アクセスは確認されていません。
また、今回の事象によるサービス提供への影響は確認されておらず、タイムズカーなどの各種サービスは通常どおり利用できます。
「今は会員じゃない」人も対象になる可能性がある
ここは、タイムズカーを以前使っていた方にも確認してほしいところです。
今回の対象は、現在のタイムズカー会員だけではありません。
- 対象に含まれる人
-
- 現在のタイムズカー会員
- タイムズカーをすでに退会した人
- 入会を申し込んだものの、何らかの理由で入会が完了しなかった人
- タイムズビジネスサービスの現在の会員
- タイムズビジネスサービスを退会した人
つまり、「もう何年も使ってないから自分は関係ない」とは言い切れません。
パーク24は、今回の対象となる方には順次個別に案内するとしています。過去に利用したことがある方も、自分で対象外と決めつけずに、届いているメールや公式サイトのお知らせを一度見ておくと安心です。
退会済みの方で、自分が対象かどうか確認したい場合は、タイムズカー公式が案内している退会者向けの専用問い合わせフォームも確認してください。
どんな情報が漏れたのか
取得された情報は、すべての人が同じではありません。対象者によって異なります。
| 確認されている項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本情報 | 氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、会員番号など |
| 運転免許関係 | 運転免許情報など |
| 本人確認書類関係 | 運転免許証画像、現住所確認書類画像、学生証画像、家族確認書類画像など |
| アカウント関係 | パスワード、連携サービスIDなど |
| 法人会員 | 所属部署名など |
| クレジットカード情報 | 漏えいしていないことを確認 |
クレジットカード情報については、漏えいしていないことが確認されています。
ここは少しホッとできる材料です。
ただ、氏名、住所、生年月日、電話番号などに加えて、運転免許情報や本人確認に使われる書類情報が含まれる場合もある点は、これからしばらく気に留めておいた方がええところやと思います。
私に届いた対象者メールに書かれていたこと
私にも、タイムズカーから「不正アクセスによる個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告」というメールが届きました。
メールが届いたのは2026年10月7日です。差出人はタイムズカーで、件名には個人情報の漏えいに関するお詫びと報告であることが書かれていました。
そのメールでは、タイムズカー法人会員のうち、個人情報の漏えいが確認された人に送っていると説明されていました。
私の場合、漏えいが確認された情報として、氏名、メールアドレスに加えて、登録していた場合の所属部署名、住所、生年月日、電話番号、運転免許情報などが挙げられていました。
ただし、現時点では本人確認書類情報、つまり運転免許証画像の漏えいは確認されていないとのことでした。
ここは大事なところで、「運転免許情報」と「運転免許証画像」は分けて考えた方がよさそうです。私に届いたメールでは、運転免許情報は対象に含まれる一方で、運転免許証画像については現時点で漏えいは確認されていない、という説明でした。
ただ、外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処にあらためて報告すると書かれていたので、これで終わりと決めつけず、続報を確認する必要があります。
また、フィッシングメールなどとの誤認を防ぐため、メール本文にはURLを記載していないとも説明されていました。この点は、利用者側としても大事な確認ポイントやと思います。
本人確認書類が漏えいした人には個別案内が始まっている
第3報では、本人確認書類の漏えいが確認された会員に対して、メールで個別の案内を開始したとされています。
また、会員ごとに漏えいした詳細については、外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処に改めて案内するとされています。
そのため、タイムズカーを使っている方は、公式からの案内が届いていないか確認しておくとよさそうです。迷惑メールフォルダに入っている可能性もあるので、普段見ている受信箱だけでなく、そちらも一度見ておくと安心です。
私自身も対象者メールを見て、まず「どこまで分かっていて、どこから先はまだ分からないのか」を確認したいと思いました。焦るほど、よく分からない情報に振り回されやすくなるので、まずは公式サイトと自分に届いた案内を基準にするのが大事やと思います。
パスワードが漏れたと聞いたけど大丈夫?
「パスワードも対象」と聞くと、すぐにログインされてしまうのでは、と心配になる方もいると思います。
タイムズ側は、パスワードについて、元の文字列をそのまま復元できない形式で保管していると説明しています。
そのため、今回取得された情報からパスワードそのものが第三者に分かり、そのままアカウントへ不正ログインされるという状況は確認されていません。
ただ、今回の件に限らず、IPA(情報処理推進機構)の不正ログインに関する注意喚起でも触れられているとおり、同じパスワードを複数のサービスで使い回すのは避けた方が安全です。
タイムズカーで使っていたものと同じパスワードを、メール、通販サイト、SNSなどでも使っている場合は、この機会にそれぞれ違うものへ変えておくのがおすすめです。
なぜ運転免許情報が気になるのか
今回、わたしが特に気になったのは、運転免許情報が漏えい対象に含まれていたことでした。
私に届いたメールでは、現時点で運転免許証画像の漏えいは確認されていないとされていました。ただ、運転免許情報そのものは漏えいが確認された情報として書かれていました。
氏名だけが知られた場合と違って、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許情報など複数の個人情報が組み合わさると、一般論として、本人を装った連絡やなりすましなどへの悪用には注意が必要です。
ただし、現時点で今回の情報漏えいによる個人情報の不正利用などが確認されているわけではありません。
「対象者メールが届いたから、すぐ何か被害が起きる」と考える必要はありません。ただ、これから不自然なメールやSMS、電話、郵便物が届いたときに、「もしかしたら」と一度立ち止まる材料にはしておいた方がよさそうです。

私も対象者メールが届いて、正直かなり不安になりました。今は慌てるより、まず公式情報と自分に届いた案内を確認して、できることから順番に見ていくのが大事やと思います。
対象者メールが届いた私が、まず確認したいと思ったこと
実際に自分に対象者メールが届くと、ニュースとして見ていたときとは感じ方が変わります。
「どの情報が漏れたのか」「これから何か悪用されるのか」「運転免許情報が出たなら、何か手続きが必要なのか」と、いろいろ気になりました。
ただ、焦って検索して、よく分からないサイトやメールのリンクを開いてしまうのは危ないと思います。
まずは、次の順番で確認するのがよさそうです。
- タイムズカーから届いた案内メールの内容を確認する
- 公式サイトの最新のお知らせを自分で開いて確認する
- メールにURLがない場合でも、検索やブックマークから公式サイトを開き直す
- タイムズカーで使っていたパスワードを他でも使っていないか確認する
- 同じパスワードを使っているサービスがあれば変更する
- 不審なメール、SMS、電話、郵便物が来ても、その場で個人情報を入力しない
特に、今回の件に便乗して「確認のためにカード情報を入力してください」「本人確認が必要です」といった連絡が来る可能性はあります。
本物っぽく見えても、メールやSMSのリンクからすぐに入力するのではなく、自分で公式サイトを開き直して確認する方が安全です。
私自身も、しばらくはメールやSMS、電話、郵便物にはいつもより慎重になるつもりです。
タイムズカー利用者が今確認しておきたい4つのこと
現時点で、利用者が慌てて特別な手続きをする必要があるという発表はありません。
まずは次の4つを確認しておけば十分です。
- タイムズカーから自分宛ての案内が来ていないか確認する
- 退会済みの方は、公式の退会者向け問い合わせ案内を確認する
- 同じパスワードを他のサービスでも使っていないか確認する
- 不審なメール、SMS、電話、郵便物に反応しない
とくに、普段使っているメールアドレスの受信箱だけでなく、迷惑メールフォルダに案内が入っていないかも見ておくとよいと思います。
「タイムズカーです」というメールや電話こそ慎重に
今回の情報漏えいをきっかけに注意したいのが、タイムズカーやパーク24を装ったメール、SMS、電話、郵便物です。
パーク24も、不審な連絡に記載されたリンクや添付ファイルを開いたり、パスワード、認証コード、クレジットカード情報などを入力したりしないよう呼びかけています。
また、パーク24側からメール、SMS、電話などでパスワードやクレジットカード情報を聞くことはないとしています。
もし「タイムズカーです。情報漏えいがあったので、ここからカード情報を入力してください」といった連絡が来ても、そのリンクから手続きをしないでください。
一度その画面を閉じて、自分で公式サイトを開き直して確認する。電話なら一度切る。それくらい慎重でちょうどええと思います。
現在の会員だけでなく、退会した方や入会手続きが完了しなかった方も対象に含まれます。まずタイムズ側から案内が届いていないか確認します。
同じパスワードをメールや通販サイトなどでも使っている場合は、それぞれ別のものへ変更しておきましょう。
調査は現在も続いています。新しい情報が出た場合は、パーク24やタイムズカーの公式サイトで日付の新しい発表を確認してください。
現在も調査は続いている
パーク24は現在、外部専門機関によるフォレンジック調査を進めています。
第3報では、本人確認書類の漏えいが確認された会員にメールで個別案内を開始したこと、会員ごとの詳細については外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処に改めて案内することが示されています。
私に届いたメールでも、本人確認書類情報、つまり運転免許証画像の漏えいは現時点では確認されていないものの、外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処にあらためて報告すると書かれていました。
個人情報保護委員会や警察への報告も行っていて、今後、新しい事実や新たな影響が確認された場合には、対象となる人への連絡や公式サイトでの発表を行うとしています。
また、再発防止策についても、実施済みの対策と今後行う中長期的な対策を整理したうえで、続報として公表する予定です。
こうした暮らしの身近なニュースや手続きの話は、ヨドガワウォッチの淀川区の地域情報でも、これからまとめていきます。
対象者メールが届いて思うこと
約660万件、しかも対象者によっては本人確認書類情報まで、と聞けば不安になるのは自然なことだと思います。
私自身も対象者メールが届いて、正直かなり不安になりました。
ただ、今の段階で利用者ができることは、実はそれほど多くありません。
まず、タイムズカーから届いた案内を見る。同じパスワードを他でも使っていないか確認する。そして、これから届くかもしれない不審なメールやSMS、電話、郵便物に慎重になる。
来院された方とお話ししていても、「何をしたらいいのか分からない」というところが一番不安なんやと思います。今回、自分自身に対象者メールが届いて、その気持ちは本当によく分かりました。
だからこそ、慌てて何かをするのではなく、まず公式情報を見て、自分に関係する情報を一つずつ確認する。それくらいから始めるのが大事やと思います。
タイムズカーを今使っている方も、以前使っていた方も、今日一度だけ公式サイトのお知らせを見てみてください。私も利用者のひとりとして、そして今回の対象者メールが届いたひとりとして、続報を見ていきます。
不安はあります。でも、今できることを一つずつ確認して、変な連絡には反応しない。それが、今の段階でできる一番現実的な備えやと思います。
参考にした情報
- パーク24株式会社「タイムズカーWebシステムへの不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について(第3報)」2026年9月29日
- タイムズカー「タイムズカーWebシステムへの不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について(第3報)※追記あり」2026年9月29日、2026年10月1日更新
- パーク24株式会社「タイムズカーWebシステムへの不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について(第2報)」2026年9月28日
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「インターネットサービスへの不正ログインによる被害が増加中」
- タイムズカーから筆者に届いた「不正アクセスによる個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告」メール 2026年10月7日受信
※この記事は2026年10月8日時点で公表されている情報と、筆者自身に届いた案内メールをもとに更新しています。今後、調査の進展によって内容が変更・追加される可能性があります。













