新大阪と京橋の名店2店は閉店しました|麺の香とトリーゴの最終営業日
この記事は2026年7月13日に内容を確認し、閉店済み情報として更新しました。新大阪の「伽哩麺工房 麺の香」は2026年6月10日(水)に、京橋中央商店街の「手作りパンの店 トリーゴ」は2026年6月30日(火)に、それぞれ最終営業日を迎えています。
「あのお店、まだやってるかな」と気になりながら、なかなか足を運べずにいる店がある。そういうお店に限って、ある日突然なくなっていたりする。
地域情報メディア『ヨドガワウォッチ』で淀川区を中心に書いている浜崎洋です。浜崎鍼灸整骨院の院長をしながら、平日は新大阪や十三あたりを歩くことが多い。だから今回のニュースは、どこか他人事じゃなかった。
京橋と新大阪、それぞれの名店が2026年6月に閉店しました。いつまで営業していたのか、どんなお店だったのか、閉店理由として伝えられていることを記録として残しておきます。
どの店が、いつ閉店したのか
今回閉店したのは二店舗。京橋中央商店街の「手作りパンの店 トリーゴ」と、新大阪の「伽哩麺工房 麺の香」です。
- 手作りパンの店 トリーゴ(京橋)
-
2026年6月30日(火)をもって閉店。大阪市都島区東野田町5-9-8、京橋中央商店街内。創業45年、24時間営業で知られたパン屋でした。
- 伽哩麺工房 麺の香(新大阪)
-
2026年6月10日(水)をもって閉店。大阪市淀川区宮原4-1-45。創業から52年、夫婦二人で切り盛りしてきたカレーうどん専門店でした。
どちらの店舗も、2026年7月13日時点では通常営業を終了しています。移転や後継店、再開などの情報は、確認できる範囲では見つかっていません。
なぜ閉めることになったのか
二店舗とも「惜しまれながらも仕方なく」という事情があって、それぞれ少し中身が違います。
トリーゴは、建物の老朽化による立ち退きが直接の原因と伝えられています。移転して続けるにも製パン機械の入れ替えや内装費用などで大きな負担がかかるため、2代目として父親と続けてきた店を閉じる決断をされたとのことです。
麺の香のほうは、店主の小林督夫さんが一昨年末に脳梗塞で倒れ、20日以上の休業を経て復帰。それでも後継者が見つからず、ご夫婦二人だけでは限界があると判断されての閉店と伝えられています。「辞める時期を考えないと皆さんに迷惑かける」という言葉が、どれだけ真剣な決断だったかを物語っていました。
24時間営業のパン屋がいた理由
トリーゴが24時間になったのは、意図して始めたわけではないらしい。深夜にシャッターを下ろして片付けていると、お客さんがやってくる。それに応えているうちに、いつの間にか開けっぱなしになった、という。
京橋という街は夜の人通りが多い。仕事帰りのサラリーマンも、飲み屋帰りの人も、深夜に何か買いたい人も、みんなトリーゴの灯りを頼りにしてきた。断れないから続けた、というのがこの店の45年だったのかもしれない。
麺の香が新大阪に根付いた52年間
麺の香はもともと、新大阪センイシティーの中で30年以上営業していました。施設の建て替えを経て現在地(宮原4-1-45)へ移転し、新大阪の路地奥で常連さんを積み上げてきたお店です。
新大阪駅から歩いて数分、細い路地の奥にある。昼だけの営業で、行列ができることも珍しくない店でした。わたしも近くを通るたびに「今日は入れそうか」と路地の入口を覗いてきた。
閉店前に行けなかった人へ
この記事を最初に公開した時点では、まだ閉店前でした。麺の香は6月10日まで、トリーゴは6月30日までと案内していましたが、現在はいずれも最終営業日を過ぎています。
- 麺の香の最終営業日:2026年6月10日(水)
- トリーゴの最終営業日:2026年6月30日(火)
- 2026年7月13日時点で、両店とも通常営業は終了しています
- 移転、後継店、再開などの情報は確認できていません
閉店前に行けなかった人にとっては残念ですが、長く地域で続いてきたお店の記録として、この記事は残しておきます。
長く続いた店が閉まるときに思うこと
整骨院をやっていると、長く通ってくれているお客さんが「あの定食屋、なくなったんです」と寂しそうに話してくれることがある。そのたびに、続けることのしんどさと、続けてきたことのすごさが同時に胸に来る。
派手な宣伝もなく、毎日淡々と開けて、お客さんの顔を覚えて、ちゃんと続けてきたお店というのは、それだけで信用の積み重ねだとわたしは思っている。45年と52年。どちらも、そういうお店だった。

続けてきたことへの敬意が、閉店後も記録を残す理由になると思います
閉店後の情報はどこで確認するか
2026年7月13日時点では、両店舗とも移転や後継店の情報は確認できていません。今後、再開や関連する動きが出る場合は、地域メディア、店舗関係者の発信、飲食店情報サイトなどに反映される可能性があります。
ただし、閉店後の電話番号や営業時間情報は古くなっている可能性があります。来店目的で向かうのではなく、最新情報を確認する場合は、公式または店舗関係者の発信を優先してください。
新大阪と京橋に残った記憶
麺の香は、新大阪の路地奥で52年続いたカレーうどんの名店でした。昼の短い時間だけ開いていて、行ける日を選ぶ必要があるお店でしたが、それでも通う人がいた。そういうお店が街にあること自体が、地域の豊かさだったのだと思います。
トリーゴは、京橋中央商店街で45年続いた24時間営業のパン屋でした。スクランブルエッグのサンドイッチ、100円台のパン、無料のパンの耳。お店の温かさは、値段じゃないなと改めて思わされます。
どちらのお店も、もう通常営業は終えています。それでも、街を歩いたときに「あそこにあったな」と思い出せるように、この記録を残しておきます。













