西中島南方に新しいコーヒー店。気負わず立ち寄れる「カフェインオアシス」の魅力
西中島南方駅の周辺を歩いていると、白い外壁に赤い「COFFEE SHOP」の文字が映える、新しいお店が気になっていた方もいるのではないでしょうか。
わたしも新大阪や十三へ向かう途中に何度か前を通り、「ここはどんなお店なんだろう」と気になっていました。
こんにちは。地域情報メディア『ヨドガワウォッチ』のエリア担当ライターで、十三で浜崎鍼灸整骨院の院長をしている浜崎洋です。
今回紹介するのは、2026年7月7日に西中島でオープンした「CAFFEINE OASIS(カフェイン オアシス)」。
ひと目ではおしゃれなコーヒーショップですが、中に入ると大きな焙煎機があり、店主はコーヒーの焙煎競技会で実績を持つロースター。さらにCAFFEINE OASISの公式Instagramでは、「見るだけでも」「何も買わなくても」気軽に立ち寄ってほしいという、少し珍しい店づくりへの思いも発信されています。
西中島にできた新しいコーヒー店がどんな場所なのか、実際の店内の様子とともに紹介します。
西中島にオープンしたCAFFEINE OASIS
CAFFEINE OASISがあるのは、大阪市淀川区西中島1丁目。
白を基調にした建物に、赤い「COFFEE SHOP」と「ROASTED HERE」の文字。周囲を歩いていると自然と目に入る外観です。

白い外壁に赤のアクセントがよく映えていますね
「ROASTED HERE」と書かれている通り、この店ではコーヒー豆の焙煎も行われています。
店内は一般的な新しいカフェとは少し違い、使い込まれた家具やポスター、ヴィンテージ感のある小物などが置かれています。
つくられすぎていない独特の雰囲気も、CAFFEINE OASISの魅力のひとつです。
店主は焙煎競技会で実績を持つ岩崎裕也さん
CAFFEINE OASISを手掛けるのは、ロースターの岩崎裕也さんです。
岩崎さんは、コーヒーの焙煎技術を競うJapan Coffee Roasting Championship 2018で準優勝。さらにJAC Roast Competition 2019では優勝するなど、焙煎の世界で実績を重ねてきました。
店内には、Japan Coffee Roasting Championship 2018の準優勝トロフィーも飾られています。



実際にトロフィーを見ると、この店が「焙煎」を大切にしていることが伝わってきます
単に新しくできたカフェというよりも、焙煎を仕事として積み重ねてきたロースターが、自分の考えるコーヒーを届ける場所と考えた方が、この店の特徴をつかみやすいかもしれません。
店内で目を引く大きなPROBATの焙煎機
店内に入ってひときわ目を引くのが、大きなPROBAT(プロバット)の焙煎機です。
コーヒー好きなら、機械を眺めているだけでも楽しめそうな存在感があります。
店内に掲示された「CAFFEINE OASISのコーヒー」という案内には、生産者が長い時間をかけて育てたコーヒーの実を焙煎士が預かるのはほんのわずかな時間であり、必要以上に手を加えず、その豆のおいしさを引き出したいという考え方が書かれています。
焙煎競技会で結果を残してきた人だからこそ、技術を前面に押し出すのではなく、豆そのものを大切にしたいという考えに行き着いているのかもしれません。
コーヒーは難しく考えなくていい
コーヒー専門店というと、「産地を知らないといけないのかな」「浅煎りや深煎りの違いが分からないと入りにくい」と感じる方もいるかもしれません。
ところがCAFFEINE OASISが伝えているのは、むしろその反対です。
店内の案内では、香りや酸味といった難しい話は後からでもよく、まずは飲んでみて、おいしいと思ったものを最後まで楽しんでほしいという趣旨が書かれています。
詳しくないから遠慮する必要はありません。
「自分がおいしいと思うかどうか」から始めていい。そんな距離感が、このお店にはあります。
見るだけでもOK。「何も買わなくても」が面白い
CAFFEINE OASISで特に印象に残ったのが、お店への入り口をとても広く考えていることです。
CAFFEINE OASISが投稿している公式Instagramでは、豆や味わい、産地について店頭で説明するとしたうえで、見るだけ、覗くだけでも歓迎すると発信しています。
さらに、店が目指す姿として「何も買わなくても、何か持ち帰れるお店」という言葉も紹介されています。
もちろんここでいう「持ち帰る」は、商品だけを意味しているわけではありません。
知らなかったコーヒーの話を聞く、新しい豆を見る、焙煎機を眺める。そんな小さな発見も含めて、お店を楽しんでほしいという思いが伝わってきます。



「買わないと悪いかな」と構えなくていいのは、初めての人にはうれしいですね
地域の中にこうした入りやすい場所があるのは、なかなか面白いなと感じます。
すぐ飲みたいときはバッチブリュー
CAFFEINE OASISでは、コーヒーをバッチブリューでも提供しています。
- バッチブリューとは
-
一度にある程度の量を抽出し、適切に保温しながら提供する方法。一杯ずつ抽出を待たずに受け取れるのが特徴です。
出勤前や仕事の途中など、時間が限られているときにも利用しやすいですね。
現在はハンドドリップのコーヒーも用意されています。
時間やその日の気分に合わせて、自分に合った一杯を選べます。
暑い季節にはエスプレッソトニックも
暑い日に気になるメニューのひとつが、エスプレッソとトニックウォーターを合わせたエスプレッソトニックです。
コーヒーの香りや苦味と、トニックウォーターの爽やかさを一緒に楽しめる一杯。
いつものアイスコーヒーとは違ったものを飲んでみたい日に選ぶのもよさそうです。
気になる豆は店頭で相談できます
CAFFEINE OASISでは、店内でコーヒーを飲むだけでなく、焙煎したコーヒー豆も販売しています。
店頭にはブラジルやコロンビアをはじめ、産地や味わいの異なる豆がずらり。
公式Instagramでも、豆それぞれの特徴や味わい、産地について店頭で説明すると案内されています。
コーヒー豆を買いたいけれど、「どれを選んだらいいか分からない」という方こそ、気軽に相談してみるとよさそうです。
豆を見ているだけでも歓迎とのことなので、まずは棚を眺めながら気になるものを探してみるのも楽しそうですね。
家で飲むコーヒーについても相談できる
公式Instagramでは、自宅のコーヒーメーカーで店の味を再現するための相談にも応じると案内されています。
豆を買って帰ったものの、「家で淹れたら店と全然違った」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
使っている器具や普段の淹れ方について聞きながら、自宅でもおいしく飲むためのヒントを教えてもらえるのは、焙煎店ならではの楽しみ方です。
台湾・阿里山のコーヒーにも関わるロースター
岩崎さんは、台湾・阿里山のコーヒーにも関わり、阿里山コーヒーのアンバサダーとして活動しています。
台湾の嘉義県にある阿里山周辺は、標高の高い場所でもコーヒーが栽培されている地域です。
日本では台湾産のコーヒーを日常的に見かける機会はまだ多くありません。
いつもとは少し違う豆に出会える可能性があるのも、さまざまな産地のコーヒーに関わってきたロースターの店ならではですね。
取り扱う豆は時期によって変わるため、阿里山のコーヒーが気になる場合は店頭で確認してみてください。
朝7時から営業。出勤前にも立ち寄れます
CAFFEINE OASISの営業時間は7:00〜16:00。
朝早くから開いているので、西中島周辺で働く方なら出勤前に一杯飲んだり、テイクアウトしたりする使い方もできます。
- 出勤前にコーヒーをテイクアウトする
- 西中島を散歩する途中に立ち寄る
- 店内の焙煎機や豆を見てみる
- 好みに合うコーヒー豆を相談する
- 自宅での淹れ方について聞いてみる
定休日は不定休です。
店頭にも休業日の案内が掲示されていますが、訪問前には公式Instagramで最新の営業情報を確認しておくと安心です。
西中島南方駅の周辺では、ここ最近も新しいお店の話題が続いています。少し前には西中島南方に期間限定でてっぱんのスパゲッティ店がオープンした際の記事を書きましたし、西中島本店の営業継続が発表された人類みな麺類の記事も反響がありました。CAFFEINE OASISも、そんな西中島の新しい動きのひとつと言えそうです。
CAFFEINE OASISの店舗情報
| 店名 | CAFFEINE OASIS(カフェイン オアシス) |
|---|---|
| オープン | 2026年7月7日 |
| 住所 | 大阪市淀川区西中島1-13-26 |
| 営業時間 | 7:00〜16:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 内容 | コーヒー、コーヒー豆の販売など |
| 営業確認 | 公式Instagram(@caffeine_oasis_official)で最新情報を確認 |
淀川区内には他にも個性的なカフェが点在していて、以前期間限定・常設それぞれのコラボカフェをまとめた記事でも紹介しました。カフェ巡りが好きな方は、あわせてチェックしてみてください。
淀川区にはこうした新しいお店の情報がまだまだあるので、気になる方はヨドガワウォッチのトップページもあわせてのぞいてみてください。
西中島で「見るだけ」からでも楽しめるコーヒー店
CAFFEINE OASISは、焙煎競技会で実績を持つロースターが手掛ける、本格的なコーヒーの店です。
大きな焙煎機があり、自ら焙煎した豆が並び、それぞれの産地や味について話を聞くこともできます。
それだけ聞くと少し敷居が高そうですが、この店が発信しているのはむしろ「気軽に来てほしい」というメッセージ。
コーヒーを買うと決めていなくても、まずは見るだけでいい。
そんな入り口の広さが、CAFFEINE OASISの一番面白いところなのかもしれません。
西中島南方駅の近くを歩く機会があれば、白い建物に赤い「COFFEE SHOP」の文字を探してみてください。
コーヒーが好きな方も、まだ詳しくない方も。気になったら、まずはふらっと覗いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。













